〜逆カルチャーショックも乗り越えて、自分らしい再スタートを〜
🪞はじめに|「帰国」は“終わり”じゃなく“始まり”
留学を終えて日本に帰ってきた日。
空港を出た瞬間に感じたのは、安堵感と違和感がまじった不思議な感覚でした。
日本の空気、静けさ、礼儀正しさ。
そのすべてが懐かしくて、でもどこか“異国っぽい”。
そんな微妙なギャップを感じたことがある人、多いんじゃないでしょうか?
この記事では、そんな帰国直後の“ゆらぎ”を大切にしながら、
「日本へ帰ったら何したらいいの?」という人のための10のステップを、実体験をもとにお届けします。
留学から帰国したらやるべきこと10選
1.“ゆっくりする時間”を意識的に作る

帰国直後は、荷ほどき、家族との再会、手続きラッシュ…。
心も体も疲れているのに、自分に休む許可を出せない人が多いんです。
だけど、まずは“1日だけ何もしない日”を意図的に作るのがすごく大事。
「留学、お疲れさま。自分よく頑張ったね」と言ってあげる日。
畳に寝っ転がって、湯たんぽ抱えて、ただぼーっとする。
それだけでも、心と体の緊張がふわっとほどけます。
2. コンビニに行って“感動”を思い出す

「うわ、おにぎりの海苔、パリッパリやん…!」
「温かいお茶が100円!?神か?」
「トイレが自動でキレイで安心すぎる…」
これは全部、私が帰国して最初のコンビニで思ったことです(笑)
何気なく通っていた場所が、宝の山に見える瞬間って、
今しか味わえない逆カルチャーショックです。
ぜひスマホ片手に「おかえり日本体験ツアー」やってみてください。
3. 温泉(銭湯)に行って、全身で日本を味わう

海外ではシャワーだけで過ごす人も多かったはず。
日本に帰ってきたなら、ぜひ温泉や銭湯で“全身開放”を。
「あぁ〜…」というあの声が自然と出る瞬間、
自分の中に“安心”が戻ってくるのを感じます。
お湯に浸かるという文化そのものが、
「日本に帰ってきたんだな」と体感する最高の手段です。
4. ラーメン屋で“留学が終わった”ことを実感する

帰国して最初にラーメン屋に行ったとき、
涙が出そうになるほど**「うまい」+「懐かしい」**という感覚に襲われました。
「この一杯で帰ってきた実感が湧いた」
そう言う友人もいました。
どこのラーメン屋でもいいです。
自分の好きな味を、ゆっくりすする時間を持ってみてください。
5. 近所を散歩してみる(再発見の旅)

留学前は見慣れていたはずの道、
でも帰ってから歩いてみると、「え、こんな雰囲気だったっけ?」と思うことも。
空の色、鳥の声、季節の匂い。
世界を知ったからこそ、“いつもの風景”が新しく見えるんです。
スマホをポケットに入れて、ただ歩くだけでOK。
再発見は、感性と成長を映す鏡になります。
6. 英語の勉強を“もう一度だけ”始めてみる

意外かもしれませんが、
英語力って、実は留学から帰国してからの方が伸びやすいって言われてるんです
なぜなら、海外で得た感覚が、日本語に変換されて整理されるから。
- 英語日記をつけてみる
- シャドーイングを続けてみる
- 英会話アプリを継続してみる
「留学で終わりじゃなく、“育てる英語”を始めてみる」
そんな姿勢が、次のステージにつながります。
7. 買い物に行って、日本の“便利さ”に驚いてみる

ユニクロ、ドンキ、100均、無印良品。
海外で暮らしたからこそ、“日本って価格も品質も神すぎない?”って思う瞬間があるはず。
留学で変わった自分の“金銭感覚”と、“モノへのありがたみ”に気づけるはず。
買い物は、カルチャーショックの反転を味わう手段にもなります。
8. “逆カルチャーショック”とちゃんと向き合う

「なんでこんなに静かなの?」
「何をするにも“空気を読む”必要があるの、疲れる…」
そう思うのは、あなたが広い世界を知った証拠。
でも日本にいると、「文句言ってるように聞こえるかも」と、
その違和感を黙ってしまう人が多いです。
大事なのは「比べる」んじゃなくて「受け入れる」。
モヤモヤを無視せず、「あ、これが逆カルチャーショックか」と
言語化するだけで、自分の気持ちが整理されていきます。
9. “誰かの話を聞く”時間を大切にする

留学中はたくさんのことを話したはず。
でも帰国したら、次は“聞く時間”も大切です。
- 家族の近況を聞いてみる
- 日本にいる友達の変化を聞いてみる
- 昔の自分との違いを“聞いてもらう”
聞くことを通して、「自分が変わった部分」も見えてくる。
そしてそれが、次の行動への“自己理解”になります。
10. 「自分が得たもの」を“誰かに伝えてみる”

留学で得たものって、語学力だけじゃないんです。
- 異文化を受け入れる力
- 自分の心を守るスキル
- 一歩踏み出す勇気
それらを誰かに言葉で伝えることで、
初めて自分の中で「自分のもの」になります。
SNSでも、日記でも、友達との雑談でもいい。
「言葉にする=留学の本当の締めくくり」かもしれません。
まとめ|帰国後は、自分を再発見する“贅沢な時間”
「留学、おかえりなさい。」
そう言われたとき、自分の中の何かが終わったようで、始まったような気がしませんか?
帰国直後って、一番感受性が高くて、気づきにあふれている時間。
この10のアクションが、あなたの“次の旅”への小さな一歩になればうれしいです。
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