はじめに|「留学、しんどい…」そう感じるあなたへ
インスタにはキラキラした留学生活が並ぶけれど、
本当は「毎日がつらい」「帰りたい」と思っている人、実はたくさんいます。
私もその一人でした。
ニュージーランドに1年間留学していた時、毎晩泣いていた時期がありました。
でも今振り返ると、その経験が一番自分を強くしてくれたと思っています。
この記事では、
- 留学がしんどくなる理由
- 私のリアルな体験談
- 心が楽になる考え方と対処法
を正直にお話しします。
今つらいあなたの心が、少しでも軽くなりますように。
留学が「しんどい」と感じる理由5つ
1. 英語が思うように話せない
英語の聞き取りも、言いたいことを伝えるのも難しくて、自己肯定感が下がる日々。
周りの留学生が流暢に話していると、自分だけ取り残されているような気がしてしまう…。
2. ホームステイが合わない・文化の違いがつらい
ホストファミリーと価値観が合わなかったり、遠慮して本音が言えなかったり。
「お風呂が浅くて落ち着かない」「ご飯が合わない」など、些細なストレスが積み重なっていきます。
3. 友達ができなくて孤独を感じる
「話しかける勇気が出ない」「誰と一緒にいればいいかわからない」
学校でポツンと過ごすランチタイムほど、孤独を感じる瞬間はありません。
4. 日本と比べてしまう
「日本ならもっと便利だったのに」
「日本のコンビニ飯の方がおいしい」
つい比べてしまっては、落ち込みのループへ。
5. 周囲に「楽しいでしょ?」と言われて言えない
本当はつらいのに、「楽しそうでいいね」と言われると、言い出せなくなってしまう…。
【体験談】私がニュージーランドで泣いていた時の話
私がしんどかったのは、留学して2ヶ月目くらい。
最初のワクワクが落ち着いて、語学学校のレベルも上がり、周りはどんどん英語が上手くなっていく。
でも私は、先生の質問も聞き取れず、話す勇気もなく、教室でずっと黙っていました。
放課後、誰とも話さずにホームステイ先へ帰る道のりが本当に長く感じました。
夜、部屋で一人「なんで来ちゃったんだろう」と泣いたことも何度もあります。
でもある日、ホームルームの先生にこう言われました。
“You don’t have to be perfect. You’re learning. That’s brave.”
(完璧じゃなくていい。あなたは学んでる。それってすごいことよ。)
この一言で、少し肩の力が抜けたんです。
「しんどい」と思ったときの5つの対処法
1. つらい気持ちを言語化してみる(ノートや日記)
頭の中でぐるぐるする感情は、書き出すことで客観視できます。
実際私は留学の1年間、毎日日記を書いていました。
2. 日本語を話せる人と定期的に話す
信頼できる友達や家族、日本人の留学生に悩みを打ち明けてみましょう。
「誰かにわかってもらえた」という安心感が心を癒してくれます。
3. 目の前の“小さな成功”を認める
「今日はレジで注文できた」
「先生のジョークが少しわかった」
そんな小さな成功を自分で褒めてあげてください。
4. 外に出て自然に触れる・散歩をする
ニュージーランドの大自然は本当に癒やしです。
疲れたときは、公園やビーチで何も考えずにぼーっとしてみてください。
5. 無理に「ポジティブ」にならなくていい
「つらい」と感じるのは当然のこと。
むしろ、その感情と向き合えるあなたはすごいです。
無理に前向きにならず、ゆっくり回復していけば大丈夫。
まとめ|つらかった自分に「ありがとう」と言える日がくる
留学がしんどい時、私は「もう帰りたい」と何度も思いました。
でも今は、あの時間も含めて全部が大切な経験だったと心から思えます。
成長って、必ずしも楽しいだけじゃない。
泣いたこと、悩んだことも、ちゃんとあなたの糧になっています。
今つらいと思っているあなたへ。
それはあなたが本気で頑張っている証拠です。
少しずつでも、深呼吸しながら進んでいきましょう。
おまけ:しんどい留学生活の中で私が救われたものたち
- 現地のカフェで飲んだカプチーノ
- 散歩中に見つけた、夕焼けと羊の群れ
- 自分を責めずに休んだ日曜日
こんな小さなことが、心の支えになる日もあります。
あなたの「小さな救い」も、きっとすぐ近くにありますよ。
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