こんにちは!私は日本とニュージーランド両方の学校を経験した留学経験者なのですが、
「ニュージーランドの学校って実際どうなの?」という質問をよく受けるので、今日は私の体験をもとに、両国の学校生活の違いをリアルにお話しします。
不安だらけの留学前夜…
ニュージーランド留学を決めた時、私も不安でいっぱいでした。「授業についていけるかな」「友達できるかな」「校則は厳しいのかな」と悩む日々。
でも、実際に体験してみると、日本との違いに最初は戸惑いつつも、新しい環境ならではの発見や喜びがたくさんありました。
まず知っておきたい学校システムの違い
日本では小学校6年・中学校3年・高校3年と明確に区切られていますよね。
でもニュージーランドは少し違います。5歳から始まる初等教育と、11歳からの中等教育という分け方で、小学校と中学校が一体化していることが多いんです。
私が最初に驚いたのは、「大学に行くのが当たり前」という雰囲気がないこと。職業訓練や専門学校が普通に選択肢として尊重されていて、「自分に合った進路を見つける」という考え方が浸透しています。
日本のような受験戦争のプレッシャーがないので、精神的にもずっと楽でした。
授業スタイルの違いに最初は戸惑った!
ニュージーランドの授業で最初に困ったのは、先生が一方的に教えるのではなく、「はい、みんなで議論しましょう」というスタイルだったこと。日本では「正しい答え」を覚えることが重視されますが、ニュージーランドでは「自分の意見を持つこと」「それを伝えること」が求められます。
最初は授業中に意見を求められても、「正解は何だろう…」と緊張していましたが、だんだん「間違えても大丈夫」という雰囲気に慣れてきました。英語の授業でクラスメイトと話し合った時、みんなそれぞれ違う意見を持っていて、それが普通に受け入れられる文化に感動しました。
「自由」の意味が違う!
日本の学校では「〜してはいけない」というルールがたくさんありますよね。髪型、服装、持ち物、言葉遣い…。でもニュージーランドでは「自分で考えて行動する」ことが基本です。
私が通った学校では制服はありましたが、アクセサリーやメイクも基本的に自由。なんなら赤髪の人だって何人かいました。
「校則違反!」と言われることもなく、自分の個性を表現できる環境でした。最初はその自由さに戸惑いましたが、逆に「自分で判断する力」が身についた気がします。
先生と生徒の距離感が近い!
日本では先生は「先生」で、生徒は「生徒」という明確な上下関係がありますよね。でもニュージーランドでは、先生と生徒の距離がとても近いんです。
先生を名前で呼ぶことも普通だし、授業中に冗談を言い合ったり、休み時間に雑談したり。私の数学の先生は、難しい問題が解けたときに「ハイタッチ!」してくれるような方でした。そんな距離感の近さのおかげで、質問もしやすく、分からないことをすぐに解決できる環境だったのが良かったです。
部活動?それとも趣味?
日本の部活動は「所属する」イメージですが、ニュージーランドでは「参加する」という感じ。週に何回か、放課後にスポーツや音楽などの活動があり、興味のあるものに自由に参加できます。
私はバスケに参加していましたが、「楽しむこと」が一番の目的。日本の部活のような厳しさはなく、純粋に「好きなことを楽しむ時間」として過ごせました。部活によっては試合や発表会はもちろんありますが、「勝つこと」より「参加すること」が大切にされている印象です。
ニュージーランド留学を考えているあなたへ
私の経験から言えるのは、ニュージーランドの学校は「自分から動く力」が試される場所だということ。誰かに言われなくても自分で考えて行動する、自分の意見を持って発言する、そんな力が求められます。
最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、その環境に身を置くことで、日本では得られない経験ができるはず。「違い」を楽しめるような心の余裕を持って、新しい環境に飛び込んでみてください。
留学生活は予想外のことの連続ですが、それも含めて貴重な経験になりますよ。
思い切って一歩を踏み出す勇気を持ってくださいね!応援しています!
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